ショパンの名曲を弾こう:MOVIE LESSON TOPICS

横山 幸雄 Yukio Yokoyama

photo 横山幸雄

上野学園大学教授。1990年ショパン国際コンクール第3位入賞を機に本格的な演奏活動を開始。ショパンやベートーヴェン、ラヴェルの全曲演奏会などの成功により人気実力ともに、ナンバーワンの本格派ピアニストとして確固たる地位を確立。

新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、など数多くの賞を受賞。十数枚のCDをリリース。国内外の一流オーケストラや海外の著名アーティストとの共演も数多い。『いま、ピアニスト』(ショパン刊)、『横山幸雄ピアノQ&A上・下』(ショパン刊)、自作作品集「Yukio Plays Yokoyama」、校訂楽譜「ショパン:幻想即興曲」を出版。

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Theme of importance

今回から始まるシリーズでは、ショパンのスケルツォとバラードを中心に取りあげていきます。ショパンはスケルツォとバラードをそれぞれ4曲ずつ、さまざまな年代に書いています。どの曲もだいたい10分前後と規模の点では似ています。スケルツォが同じモチーフを何回か繰り返し、ABAという単純な形式で書かれているのに対し、バラードはより自由なスタイルで書かれています。スケルツォは、どの曲もプレスト、中間部を除いて速い部分の多いことが大きな特徴です。3拍子の1小節を1拍と捉えて、4拍子のように4小節単位で曲が作られていることも特徴と言えるでしょう。