参加受付中:12/22−23ワークショップ「心をひらくアウトリーチの作り方--音楽の質と体験をつなぐ」


★まだまだ間に合います!

★当日受付は9:45より!



12/22(火)-23(水祝)にワークショップ「心をひらくアウトリーチの作り方--音楽の質と体験をつなぐ」を開催します。
  


1990 年代の終わり頃から、音楽の分野においても「アウトリーチ活動」が全国に広がり、定着してきました。言葉としての定着とともに、見えてきた課題があります。
アウトリーチの場には、様々な人が関わっています。アーティスト、実施者(文化施設や芸術団体)、コーディネーター、実施受入者(学校、福祉施設、医療団体などなど)。立場は違えど、音楽やアートを介して、ある時間、ある場所で何かを協働で生み出そうとする。それがアウトリーチだとすれば、そこに携わる私たちは、それぞれの立場からどのように関わることができるのでしょうか。そして、音楽の普及と社会問題解決はアウトリーチ活動で可能なのでしょうか。

この 2 日間のワークショップでは、「アウトリーチ活動」の理念、意義や役割、問題について、4 人の講師とともにさまざまな角度からアプローチします。アウトリーチ活動を"大きな木"に見立て、その理念、活動、問題を視覚的に掘り下げます。また、現役のベテランと若手演奏家のアウトリーチ実践を体験しながら、具体的なプログラムを考えます。

お忙しい時期とは存じますが、皆さまのご来場をお待ちしております。

【日時】
12月22日(火)~23日(祝)各日10:00~18:00(受付9:45~)
※原則2日間通しのワークですが、1日のみのご参加も可能です。

【講師】
児玉 真(一般財団法人地域創造プロデューサー)
箕口一美(上野学園大学音楽文化研究センター研究員/サントリーホール・グローバルプロジェクトコーディネーター)
加藤未礼(おおきな木代表/生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー)
今野尚美(ピアニスト/上野学園大学准教授)

【1 日目】
①アウトリーチを"まなびほぐす"前に(講師:児玉、箕口) 
②"大きな木"で見て考え言語化するアウトリーチ(講師:加藤)
③アウトリーチを"感じる"(講師:今野)

【2 日目】
④アウトリーチを"まなびほぐす"
♪新進気鋭の若手音楽家たちよるアウトリーチ・プログラムを土台に
 
【場所】
上野学園大学オーケストラ・スタジオ

【詳細/お申込み】

http://peatix.com/event/110290/

【Facebook Page 関連情報や講師からのメッセージ更新中】

https://www.facebook.com/manabihogusu/ 

【講師プロフィール】

◎児玉 真(一般財団法人地域創造プロデューサー)
カザルスホールその他の会館で主催事業のプロデュースをするとともに、地域創造の公共ホール音楽活性化事業のチーフコーディネーターをつとめる。同時に全国各地で会館職員や演奏家の為のアウトリーチ講習なども行い普及につとめている。現在、地域創造プロデューサー、いわきアリオス・チーフプログラムオフィサー。

◎箕口一美(上野学園大学音楽文化研究センター研究員/サントリーホール・グローバルプロジェクトコーディネーター)
コンサートホールにおける主催公演、コミュニティ・エンゲージメントの基本設計、企画・制作が専門。カザルスホール、第一生命ホール、サントリーホールで企画制作に携わる一方、クラシック音楽家とともにアウトリーチやワークショップなどを通じた活動の普及・推進に取り組み、地域密着アートNPOトリトン・アーツ・ネットワーク設立に参画。室内楽を中心に、音楽家、アーツセンター、音楽大学、音楽祭とのグローバル・ネットワークを活かしたプロジェクトも積極的に進めている。

◎加藤未礼(おおきな木代表/生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー)
障害者福祉施設における、人・もの・場づくりにまつわる課題解決のためのコンサルティングを中心に活動。その中で生まれた「組織を木に見立て課題解決をする」ためのワークショッププログラム『Talk Tree WORKSHOP』を主宰。「誰のための?」「何のための?」活動なのか。その媒介を通してはたしてしたいモノ・コトは何か。現代社会を見つめ、協働を通し、未来をデザインするワークショップを提案している。

◎今野尚美(上野学園大学准教授)
英国王立音楽院首席卒業、同大学院ディプロマ修了。パロマドーロ国際室内楽コンクールなど受賞。ソロや室内楽の演奏活動と共に、ヤナーチェク・フィルハーモニー管、東京交響楽団など国内外の団体と多数協演。演連コンサート、都民芸術フェスティバル出演。公共ホール音楽活性化支援事業の登録アーティストとして全国各地でアウトリーチ活動を展開中。

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上野学園大学音楽文化研究センターでは、様々なアートジャンルや実践の場で活躍する講師陣とともに、クラシック音楽に対する既存の考え方や在り方に揺さぶりをかけ、問いかける実験的な取り組み「音楽を"まなびほぐす"」を行っております。

講座へのご要望、ご質問は、音楽文化研究センターへメールにてお問合せください。
onbunken@uenogakuen.ac.jp

この記事に関するお問い合わせは 上野学園大学音楽文化研究センター まで

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