マスメディアによる一部報道につきまして

 今般、「週刊文春」(株式会社文藝春秋発行)をはじめとして、複数のメディアにおいて、学園の創業家一族が多額の金員を着服したかのような内容の報道がされております。
 当然のことながら、これらの報道は事実を伝えるものではありません。

 理事への報酬支払及び関係会社との取引に関して、学園内でのご批判を受け、前理事長は昨年6月に退任し、同月、新しい理事会が発足いたしました。
 既に学園ウェブサイトにおいてご報告しておりますとおり、学園は、平成28年10月、学園と利害関係のない立場の方々で構成される第三者委員会に事実調査を依頼し、平成28年12月に「理事への報酬及び関係会社との取引に関する報告書」を同委員会より受領いたしました。学園は、同委員会による指摘を真摯に受け止め、その内容を精査した上で、文部科学省の指導を受けて、本年1月17日、「第三者委員会調査報告書に基づく上野学園報告書」を公表いたしました。学園報告書においては、同委員会が認定した事実を明らかにするとともに、これを前提に、原因の分析、責任の所在の明確化および効果的な再発防止策を策定し、学園はこれを出発点として、新体制の下、経営改善に向けた歩みを始めております。

 学園の経営改善には、学生・生徒の皆様が安心して勉学に専念できる環境を確保しつつ、経営陣と教職員とが一丸となってこれに取り組むことが必要不可欠です。そこで、教職員の皆様にも一致協力を呼びかけているところでございますが、誠に残念なことに、一部の教員による、学生に対する署名運動の呼びかけ、ウェブサイト上での学園および経営陣に対する誹謗中傷、さらには入学試験における特待生の合否基準といった学園の機密情報の学外漏洩などが続き、今般の混乱が生じております。学園としてこの事態を大変遺憾に思うとともに、学生・生徒及び保護者の方々に対し、深くお詫びを申し上げます。
 学園は、業務の正常化のために必要な処分と判断し、就業規則違反を繰り返していた教員1名に対し、本年3月13日付けで解雇処分を通告いたしました。学生・生徒の皆様の平穏な勉学環境を損なう行動に対しては、引き続き厳正な処分を行ってまいります。
 今般の報道に対しても、弁護士と協議の上、学園の名誉回復に向けた法的措置を検討いたします。

 今後、学園が経営改善を進めていく中でも、学生・生徒の皆様を第一に考える当学園の方針は微塵も変わることはありません。どうか関係者の皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

平成29年3月16日
学校法人上野学園
理事長 石橋 香苗

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