Design Your FUTURE 上野学園からひとりひとりがデザインする未来へ

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上野学園で学ぶメリット

選べる資格

教職課程:中学校教諭二種免許状 / 音楽療法士養成教育課程:全国音楽療法士養成協議会認定音楽療法士(2種)いずれかを選択可能

教職課程

本学では、教育現場に対応した実践的内容と理論を統合した授業や実習を通して、教育現場で求められる実践的指導能力を身に付けた教員養成を行っています。

音楽療法士養成教育課程

高齢化により福祉に関わる人材の需要が高まる中、音楽の力を活かせる仕事「音楽療法士」の資格取得を目指せます。本学では、各自の専門楽器を学びながら、音楽療法の授業や実習が受けられます。

資格サポート

資格講座運営会社と連携し、入学後の資格ガイダンスなどを通じてキャリアに結び付く資格取得をサポート。(講座例:社会福祉士・介護福祉士・ITパスポート等)

※有料の講座になります

3年次編入

都内音楽大学への指定校編入制度があります。

過去5年間の進学実績(上野学園大学除く)

武蔵野音楽大学・洗足学園音楽大学・大阪芸術大学(通信制)・国立音楽大学・日本大学(芸術学部)・西九州大学等

3年次編入

学士取得を目指す
認定専攻科 ※2022年4月開設

短大卒業後、2年間の学びの継続で「学士取得」を目指せます。

短大卒業(短期大学士取得) → 認定専攻科で所定単位の修得 → 学位授与機構の審査(面接等)を受け、学士(芸術学)を取得

「学士」の学位を取得すると…

大学卒業(学士)と同様の就職が可能になり、将来の選択肢がさらに広がります。

優しい学費設定

4年間で 6,430,400 円‼

上野学園大学短期大学部 音楽科
 2年間で 3,300,200

上野学園大学短期大学部 専攻科
 2年間で 3,130,200

※2022年度入学者(学内推薦)学納金

パリ エコール・ノルマル音楽院への留学支援

短期大学部卒業後に、海外に留学することで、日本の学位(短期大学士)と海外のディプロマを取得できます。本学では、エコール・ノルマル音楽院でディプロマを取得した教員による留学支援を行います。

エコール・ノルマル音楽院とは

1919年にオーギュスト・マンジョとピアニストのアルフレッド・コルトーによって創立されたフランスの私立音楽院。私立としては、現在唯一の政府認定の高等教育機関です。

パリ エコール・ノルマル音楽院

就職

就職希望者の内定率100%

2020年度卒業生は、就職希望者が全体の56.3%で、全員が就職内定となりました。音楽教室、一般企業、教員と、凝縮された2年間の学びから、目指す仕事を見つけて社会に旅立ちます。

福祉関連に強い実績

就職先の中で、もっとも多い業界が福祉関連です。「音楽療法士」の資格を活かして活躍している卒業生もいます。

2020年度卒業生の進路

2020年度卒業生の進路

2021年3月実績

主な就職先

【教員】 埼玉県狭山市教育委員会/埼玉県三郷市教育委員会/新潟県加茂市教育委員会

【音楽教室】 カワイ音楽教室/島村楽器株式会社/広野音楽教室

【福祉関連企業】 株式会社ケアサービス/オークニ商事株式会社(こぱんはうすさくら)/アゼリーグループ 社会福祉法人江寿会/たすく株式会社/社会福祉法人栄光会 特別養護老人ホーム さいたまロイヤルの園/介護老人保健施設厚生会 川口ケアセンター/株式会社木下の介護/医療法人社団龍岡会/社会福祉法人三篠会/株式会社ヒューマンテック 他

【一般企業】 株式会社システナ/株式会社SLD/東和フードサービス株式会社/株式会社甲羅/株式会社エスアイイー/株式会社ノジマ/株式会社ハッピースマイル/株式会社Mother's Industry 他

(2019年~2021年卒業)

キャリア支援センター
さまざまなサポートでひとりひとりの進路を応援します。

キャリア支援センターでは、進路相談・面談(1年次)、進路決定に必要な情報を提供するガイダンス、ワークショップと対策講座、個人に対応した助言・指導、面談形式のキャリアカウンセリングという流れで、さまざまなサポートを行っています。

キャリア支援センター

上野学園から進む、
多彩な進路

音楽教員

黒坂杏奈

埼玉県狭山市教育委員会

黒坂杏奈さん

2020年度 短期大学部 ピアノ専門卒業
出身校:岩手県立宮古高等学校

夢だった中学校の音楽教員を目指し
音楽と教職課程の両方を学んだ充実の日々

 体験レッスンを受け、この大学なら、自分の音楽を豊かにしていける、力を伸ばせると確信しました。教職についても先生方の熱意を感じたこと、サポートも充実していることから、教員を目指す環境が整っていると思い上野学園大学短期大学部への入学を決めました。音楽の専門教育に加えた教職課程の勉強は、当初は授業についていくのがやっと。授業で吸収しなければならない内容も多く、予習復習も大変でした。教員の立場で授業を進める「模擬授業」では、わかりやすい指示の仕方、言葉遣いが自然とできるようになるまで時間がかかり、ものを教えるにあたって知識不足も実感しました。それでも先生や先輩からのアドバイスを参考に、同級生と情報交換を行いながら毎日コツコツと専門と教職の勉強に取り組み、教員採用試験の一次試験に合格することができました。卒業後は講師として教育現場で経験を積みながら二次試験へ向け勉強を続けていきます。先生や学生同士の距離が近く何でも相談できる環境が、忙しい毎日の支えとなりました。

音楽療法士

田中麻央

介護老人保健施設内定

田中麻央さん

2020年度 短期大学部 器楽専門(クラリネット)卒業
出身校:埼玉県立松伏高等学校

福祉の仕事にも関心があり、音楽を学びながら
音楽療法士への道を開くことができました

 上野学園大学短期大学部では音楽の専 門教育に加え、関心のあった福祉の仕事に活かせる音楽療法士の資格を取れると知り、進学を決めました。少人数だからこそ学年・専門の垣根を超えた友人と、授業やレッスン以外の時間にも多くの交流があります。また先生とも距離が近く何でも相談でき、学生ひとりひとりに寄り添ってくれる環境だと感じます。そのなかで人に対する自分の言動を見つめ直すことを意識できるようになりました。社会に出たら、常に相手に敬意を持って接することを心がけたいと思います。この2年間で「やるべきことを明確にすること」「優先順位をつけ集中して取り組むこと」も学べました。
 就職活動では、キャリア支援センターの紹介で音楽療法士の助手のアルバイトを始め、そのまま縁がつながり内定をいただくことができました。入社後はリハビリスタッフの経験を積みながら音楽療法士の助手として勉強を続け、将来的には介護の経験を活かして音楽療法の仕事を専門的にしたいと内定先に希望を出しています。

中村七夏

介護サービス事業所内定

中村七夏さん

2020年度 短期大学部 器楽専門(クラリネット)卒業
出身校:神奈川県 私立横須賀学院高等学校

音楽の癒しの力を福祉に活かしたい
キャリア支援センターを活用して内定獲得

 「音楽が人を癒す」ことを実感したのは高校生のときでした。同居の祖母は認知症が進み、家族のことも認識できない状態でしたが、私がピアノを弾いているとき、足も不自由な祖母がピアノを聞きに部屋まで来てくれたのです。普段は無気力な様子でうつむいてばかりの祖母が、隣でピアノを聞きながら笑顔になり、私の名前を呼んでくれました。その笑顔が忘れられず、もっと音楽療法を学び、将来の仕事にしたいと強く志望し入学しました。就職活動のなかで、音楽療法士単独業務の採用は狭き門であることがわかり、面接時に「音楽療法士の仕事がしたい」と明確に企業に伝えることを心がけ、介護の知識・技能を身に付けながら音楽療法士としての仕事もできるとわかった現在の内定先に就職を決めました。キャリア支援センターでは、エントリーシートや履歴書の添削等だけでなく、アドバイスもたくさんいただきました。

作曲家

原島拓也

第89回日本音楽コンクール 作曲部門 第3位入賞

原島拓也さん

作曲家
2014年度 短期大学部 器楽専門(フルート)卒業

自分に最適な面倒見の良い指導が
作曲家としてのファーストステージに

 音楽大学への進学準備は高校3年生になるまでほとんどできていませんでした。入学後は、少人数制だったことで複数の先生方が連携してフォローしてくれ、苦手な分野をカバーできるようになりました。入学当時は耳を頼りに演奏する癖がありましたが、レッスンでは楽譜を読み込み、その作品の意図を理解しながら演奏することが大事なのだと繰り返し指導され、自分が演奏する側として楽譜を見ること、音楽に向き合う姿勢を学べました。上野学園大学短期大学部には作曲の専門はありませんが、授業で作曲する機会を得て、作品発表で同級生から褒められてとても嬉しかったのを覚えています。卒業後は他大学の芸術教養学科を経て、作曲専攻研究生を修了しましたが、きちんと作曲を学んだのは上野学園大学短期大学部に入学してから。この2年間の学生生活は、まさに音楽家・作曲家としてのファーストステージとなりました。