ヨハン・シュテファン・マルドナー
フュッセン 1702年

 

ヴィオラ・ダ・ガンバ(トレブル)

ルネサンス・バロック期の音楽は人間の声が理想だったので、楽器も合唱のように、同族で大小の楽器が作られました。ガンバ族はその典型で、トレブル、テナー、ベースによる合奏音楽は、17世紀初期の英国で、質・量ともに黄金時代をむかえます。 

写真の楽器は、合奏で上声部を担当するトレブル・ガンバ、諸国の宮廷に楽器を供給した南ドイツの名家の逸品、完全な状態で保存されてきた珍しい例です。上野学園所蔵楽器。