ハーディ・ガーディ その起源はたいへん古く、中世までも遡ります。やや自動的・機械的な楽器で、弦を押さえるのは大正琴のような鍵で、音は弓の代わりに輪のようなものをハンドルで廻し、摩擦を起こして発生させます。写真の楽器は18世紀フランスの楽器で、その頃の貴族社会でもてはやされ、沢山の曲や教則本が出版されましたが、大革命の後は民族楽器、また物乞いや旅楽士の楽器になりました。シューベルトの『冬の旅』の最後の歌にあるライエルは、この楽器のドイツ名です。