マーニョ・デュイフォプリュカール 
ヴェネーツィア 1609年

リュート

形は異なりますがギターと調弦法・奏法が似た撥弦楽器です。18世紀中頃まで、西洋音楽でもっとも重要な独奏・伴奏楽器の一つでした。とくに鍵盤楽器が発達する前は重要でしたが、それだけでなく、音色・強弱の大胆な変化をもっているので尊重されたのです。共鳴胴の形や糸倉が大きく曲がっているなどで判るように、起源は中近東で、それが東方に渡り琵琶になり、西に行ってリュートになりました。しかし、西洋では琵琶とちがい、極端に軽量な構造を目指し、ふるえるような共鳴を尊ぶ楽器に発展してゆきました。