〔ピアノ〕
C. ドビュッシー 作曲/レントより遅く(ワルツ) 変ト長調
細見 幸子(短大 ピアノ専門1年次)
E. グラナドス 作曲/演奏会用アレグロ 嬰ハ長調
佐々 理子(短大 ピアノ専門2年次長期履修学生3年目)
(2017年 及川音楽事務所第41回新人オーディション ピアノ部門 奨励賞)
〔フルート〕
P. タファネル 作曲
「フランチェスカ・ダ・リミニ」による幻想曲
伊藤 世梨(短大 器楽専門1年次)
ピアノ 安原 奏(短大 ピアノ専門1年次)
《講師コメント》
11月23日のオープンキャンパス参加者のうち、音楽療法体験授業を選択された方は5名でした。少人数でしたので、講義形式ではなく、全員で丸くなって行ないました。お一人ずつ、なぜ音楽療法に興味をもたれたのかとかオープンキャンパスに参加されたのかをお聴きした時も皆さんリラックスしてお話しいただきました。そして、それぞれユニークな音楽療法や音楽との出会いがあり、このオープンキャンパスに参加されたとのことでした。
次に「音楽療法士養成教育課程」のパンフレットを配布し、全国音楽療法士養成協議会認定音楽療法士2種について説明しました。
そのあと、当日のテーマの「音楽療法とは」の説明と、児童・高齢者・精神科の音楽療法のそれぞれの目的をお話ししました。そして、2年間の授業内容と実習について説明しました。この日は短期大学部では社会人学生特集をしていて、ミニコンサートも社会人学生のみの演奏でしたので、その中のお一人に音楽療法体験授業にも参加していただき、本校入学までの経緯や、これからの事についてお話しいただきました。その後の質問タイムでは、卒業後の事などが出ましたので、最近の卒業生の就職等についてお話ししました。その他にも活発に質問が出て、丸くなって座ったせいか、話題が共有されたと感じました。
最後に楽器体験としてトーンチャイムとツリーチャイム(ウィンドチャイム)の合奏を行ないました。人数は少なかったですが、終始温かい雰囲気の中での演奏で、教室中素敵なトーンチャイムの音が響きました。
終了後、お二人の方からそれぞれ実習の質問がありました。いろいろな児童施設やセッション現場に行き、音楽療法に触れたいとのことでしたので、個人的な見学などは実習扱いにはならないが、積極的にいろいろ体験してほしいとお返事しました。皆さんのやる気に私もエールを送りました。