打楽器と他の楽器との大きな違いは、一度にたくさんの楽器を演奏することです。時には奏者が移動して、時には一箇所にたくさんの楽器を並べて。それぞれの楽器の癖も含め、さまざまな知識を持った上で演奏しなければなりません。大学の4年間という時間の中で、できる限りたくさんの楽器に触れていきたいと思います。
打楽器奏者として生きていく上で、もちろんソリスティックな表現・技術は大切ですが、それ以上に避けて通れないのがアンサンブルであると私は思っています。たくさんの楽器がある打楽器の醍醐味を、自ら閉ざしてしまうのは勿体ない。4年間でより多くの打楽器を広く深く勉強し、他者と演奏するための技術も磨き、打楽器と共に生きる力を養いましょう。
経歴・詳細ページ