科 | 上野学園短期大学 音楽科 |
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職位/役職 | 講師 |
氏名(ローマ字) | 中山晶世(Nakayama Akiyo) |
専門 | 音楽療法 |
担当科目 | 思春期・成人の音楽療法、音楽療法総合演習、音楽療法実習(事前指導)、音楽療法実習(事後指導)、音楽療法技法 |
略歴(学歴・取得学位・職歴) |
筑波大学大学院[修士(リハビリテーション)] 昭和62年~平成14年 調布市社会福祉協議会音楽療法士 平成13年~ 大泉学園町福祉園音楽療法講師(現在に至る) 平成13年~17年 洗足学園音楽大学非常勤講師 平成14年~ 上野学園短期大学専任講師(現在に至る) 平成16年~令和2年 日本福祉教育専門学校非常勤講師 |
プロフィール(学会・社会活動・コンクール等受賞) |
平成10年 東京音楽療法協会理事(現在に至る) 平成13年~ 日本音楽療法学会代議員(現在に至る) 平成15年 日本音楽療法学会関東支部幹事(現在に至る) 平成18年 日本音楽心理学音楽療法懇話会理事(現在に至る) 平成28年~令和3年 日本音楽療法学会理事 |
研究業績(著作・論文・演奏会・作曲等) |
■著作 「音楽療法士のためのABA入門~発達障害児への応用行動分析学アプローチ~」(共著 春秋社平成18年) 「音楽療法のためのオリジナル曲集 静かな森の大きな木」(共著 春秋社令和2年14刷発行) ■論文 平成12年 「重度・重複障害幼児の自発的行動に及ぼす音楽の影響」(『特殊教育研究』第37巻第5号) 平成21年 「日本の発達障害児・者を対象とした音楽療法関連文献の動向と推移Ⅱ」(『上野学園創立105周年記念論文集』) 平成30年 「自閉症児の言語コミュニケーションの上達―ある療育教室での事例を通して―」(『上野学園教育研究紀要』第1号 2018) ■講演 平成19年9月28日 「障害児の音楽療法~応用行動分析学(ABA)のアプローチを用いた音楽療法~」(日本重症心身障害学会) 平成29年9月3日 「応答が難しいクライエントとの音楽療法を考える~重度心身障害者との音楽活動を中心に~」(東京音楽療法協会スキルアップ講座) 平成31年3月31日 「行動特性に合わせた音楽活動の工夫~発達障害児を中心に~」(東京音楽療法協会スキルアップ講座) 令和2年7月8日 シンポジウム「『音楽療法の本質』について~『音楽療法の効果といえる』とはどういうことか~」(日本音楽心理学音楽療法懇話会) 令和4年1月23日 「私の臨床に役だった書籍と楽器・小道具あれこれ」(東京音楽療法協会スキルアップ講座) 令和5年7月30日 「クライエントの様子から、どのように次の活動を考えるか? ~発達障害児童に於ける集団セッションの場合~」(東京音楽療法協会スキルアップ講座) |
指導方針 | 音楽療法の臨床において重要なのは、クライエントを知ること、また自分を知ることです。クライエントを知ることによって使用する音楽(既成音楽・即興音楽)、音楽の使い方(テンポ・強弱・音域・伴奏の仕方・ハーモニー・リズム等)・活動内容、対応の仕方が決まります。さらに重要なのはクライエントと向かい合っている自分を知ることです。授業及び実習の中でも、各領域の音楽療法に関する知識を持つだけでなく、クライエントを知る洞察力、自分を知る努力が必要であることを常に述べています。 |